※クマを見かけた方は、すぐに富士吉田市役所か富士吉田警察署への連絡をお願いします。

〇留 意 事 項 ：
自然のなかには、熊等の危険な鳥獣も生息していることを充分理解し気をつけるように心がけてください。また、野生動物は餌を求めて行動する習性があるので、林や畑等の農林業作業や生ゴミ（野菜や果物等）などの管理を徹底して、戸外に放置するなどしないよう注意してください。⇒餌があることがわかると何度も出没することがあります。

〇富士山等での山菜やキノコ採りや散策等においては、ルールを守り、複数人での行動や外出時には音の出るもの（鈴やラジオ等）を携行し、人間がいることを熊に知らせる事も有効です。
熊は逃げるものを追う習性もあると言いますので、万が一遭遇したら、「慌てない、大声を出さない（びっくりさせない、威嚇行為をしない）、走って逃げない（ゆっくり後ずさりする）」で、落ち着いて行動してその場を離れてください。

〇市内での出没状況
　令和6年８月２日午前０時頃、上暮地、松久保地区の欄干川付近において、自動車にて移動中の方が１ｍを超えるツキノワグマを目撃。
　８月４日午後６時半頃、上暮地、松久保地区において浅間神社付近から山側へ逃げるツキノワグマの目撃情報があった。
　同日午後８時半頃、旭５丁目において裏山から民家方面をうかがっているツキノワグマを目撃、飼い犬にほえられて山に逃げる。
　８月11日午前０時頃、旭４丁目、新倉トンネル付近においてツキノワグマと思われる動物の目撃情報があった。
　８月20日午前10時頃、上暮地数見地区の日月神社付近の山中で、作業員により1ｍ超のツキノワグマが目撃され、山の中に逃げ去った。
　８月29日午前10時頃、上暮地数見地区の日月神社付近の山中で、鉄塔上の作業員によりツキノワグマが目撃され、花火を鳴らしたが逃げず、しばらく何かを食べた後にいなくなった。

富士吉田市での対策について

富士吉田市では、地元猟友会により定期的にクマの追い払い活動を行い、山の奥へ追い払うことで入会地等の安全確保や市街地への侵入を防いでいます。
この活動に対する地域の方のご理解・ご協力をよろしくお願いします。

以下の地域の山中ではクマが生息・活動している形跡もありますので特に注意をお願いします。
数見・白糸地区
富士見・新倉・旭町地区
明見・向原地区
富士山一帯　富士浅間神社～吉田口遊歩道～中ノ茶屋～大石茶屋

山梨県のホームページ【ツキノワグマ出没に対する注意について】

〇ツキノワグマ出没について
〇山梨県ツキノワグマ出没対応マニュアルについて
〇令和2年度ツキノワグマ生息等モニタリング調査結果について
〇関連サイト
・山梨県ツキノワグマ保護管理指針
・【環境省】クマに関する各種情報・取組
など