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フランス共和国 シャモニー・モンブラン市について
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フランス共和国 シャモニー・モンブラン市について
フランス共和国 シャモニー・モンブラン市
アルプスの最高峰モン・ブラン(標高4,810.4m)の麓、標高1,035mのアルプスの谷間に位置し、南側をモンブランとシャモニー針峰群に、北側をエギューユ・ルージュの山々に囲まれています。
「魔の山」と恐れられていたモン・ブラン登頂に初めて成功したのは医師ミシェル・ガブリエル・パカールと水晶採掘人ジャック・バルマの2人。1786年8月8日18時23分のことでした。
この成功をきっかけにシャモニーはリゾート地としての開発が進み、いまでは標高3842メートルのエギュイ・デュ・ミディにはロープウェイとエレベーターで頂上まで登ることができます。
人口1万人ほどのちいさな街ですが、年間150万人の観光客が訪れる観光地です。
街のいたるところからモン・ブランを望むことができ、山小屋風のホテルやカフェでくつろぐアルピニストの姿など、いかにもアルプスの玄関口といった風情が漂っています。
1924年の第1回冬季オリンピックの開催地でもあるシャモニー・モンブランは、4ヵ所のスキー場と22kにもおよぶ世界最長の氷河のスキーコースがあるヨーロッパでも有数のスキーリゾートエリアです。
平成20年3月就任 エリック・フォーニエー市長
夏のシーズンには、たくさんのアウトドアスポーツが堪能でき、ヨーロッパ各国はもとより世界中から愛好者が訪れます。大自然の中でのハイキング、世界大会も頻繁に開催されるロッククライミング、パラグライダーはシャモニーが発祥の地であり、第1回の世界大会はここで開催されています。
またゴルフ、乗馬、ウォータースポーツも非常に盛んで、最近ではマウンテンバイクのコースが設けられ、多くの大会が実施されています。
アルプスの山々にはロープウェイが架けられ、4000m近くまで一気に上ることができるのも魅力です。また、登山電車で大氷河を見学することのできるメール・ド・グラスも必見。300メートルとも400メートルともいわれる厚い氷が14キロにわたって続く、その名の通り「氷の海」です。
姉妹都市提携のいきさつ
1977年4月14日
石原茂市長が、マキシム・ヴィチュ在日フランス政府観光局長とシャモニー・モンブラン観光局長、またシャモニー・モンブラン名誉市民の近藤等早稲田大学教授と面会しました。
ここで、近藤氏から、『山と山・ヨーロッパアルプスの最高峰Mt.モン・ブランと東洋の名山、日本の最高峰富士山』を契機とした姉妹都市の締結は素晴らしいアイデアであると姉妹都市締結のアドバイスをいただきました。
しかし、この時シャモニ-・モンブラン側は「冬季オリンピック開催地」という理由での姉妹都市締結を考えており、日本の都市としては、冬季オリンピックを開催した札幌市との姉妹都市関係を望んでいました。
翌日在日フランス政府観光局長の発案で、シャモニー・モンブラン観光局長、近藤氏の3名が本市を訪れ、姉妹都市にふさわしいか、市の周辺の視察を行いますが、あいにく曇り空だったため、観光局長と近藤氏の2名は晴天の富士山を見るため16日に再度来市、富士山の雄大な姿を目の当たりにした観光局長はシャモニー・モンブラン市長に本市との姉妹都市提携を薦めることを約して帰国しました。
6月3日
シャモニー・モンブラン観光局長から次の内容の手紙が届きます。「5月23日 シャモニー・モンブラン市長クリスチャン・クーテと市議会は富士山とモン・ブランの間に、姉妹都市関係を結ぶことを喜んで同意した。」(5月24日付)
6月21日
臨時市議会において、シャモニー・モンブランとの姉妹都市提携を決する。
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1978年10月8日
在日フランス政府観光局主催の姉妹都市歓迎会がホテルニュージャパンで開催され、シャモニー・モンブラン市及び富士吉田市双方市長をはじめ、内外記者などの関係者出席のもとに姉妹都市提携の発表をし、よく9日富士吉田市において調印式を行う。
姉妹都市締結1978年(昭和53年)10月9日
☆ シャモニー・モンブラン側出席者
C.クーテ市長、R.デコンブ名誉市民、A.ガイヤール副市長、J.ブリッソー観光局長
関係者 近藤等早稲田大学教授、M.ヴィチュ在日政府観光局長
☆ 富士吉田市側出席者
石原茂富士吉田市長、安武武夫議長、羽田国際親善委員長、他
姉妹都市交流について最近の交流
◇最近の交流
平成7年6月
シャモニー・モンブラン観光局長プルドーム氏が富士吉田市を表敬訪問
平成7年8月
シャモニー民俗フェスティバルへ「富士山火焔太鼓の会」が30名参加し、市内パレードや公演を行う。
画像提供:
富士山火焔太鼓の会
平成9年4月
観光局ラフマ富士吉田担当及びトメイアスペン担当来市
平成9年5月
観光局長プルドーム氏来市
平成9年7月
第50回富士登山競走記念大会参加 1名(夫妻来市)
平成9年10月
シャモニー俗舞踊団「ロド」40名が富士吉田市を訪問し、ホームステイを通し市民との交流を深め、市民運動会や太鼓グループのコンサートなどで踊りを披露する。
訪問記念にシャモニーの花「ロドダンドロン」を植樹する「ロド」メンバー
平成10年5月
市長をはじめとする25名の公式訪問団が20周年を記念し公式訪問
平成10年11月
姉妹都市委員長ジャニー・マリー・クーテ氏来市
平成11年2月
アバランチ・中心街火災・トンネル火災発生により見舞い電報送付
平成11年5月
プルドーム観光局長、横山氏来市
平成11年5月
横山氏・プルドーム観光局長来市の際、義援金交付 (親善委員会、富士山火焔太鼓の会、教職員、大村氏 合計23万5千円)
平成11年7月
アバランチ・中心街火災・トンネル火災から復興のためのチャリティーコンサートを富士山火焔太鼓の会が実施
平成11年7月
第52回富士登山競走にクロス・ド・モンブランレースの選手を招待。
平成11年10月
富士吉田アイスホッケー協会派遣30名
平成11年11月
富士山火焔太鼓の会がシャモニー及びリヨンを訪問し、各所で公演する
リヨン市内ベルクール広場での公演
画像提供:
富士山火焔太鼓の会
平成12年5月
プルドーム観光局長、横山氏夫妻来市
平成12年7月
富士吉田市市制施行50周年記念に伴いシャルレ市長、ラフマ夫妻が来市し、記念式典、市民夏まつりなどに参加。また、登山家の田部井淳子さんと富士山清掃活動を行う。
富士山五合目で清掃活動を行う
左からラフマ氏、シャルレ市長、ラフマ姉妹都市担当、近藤等氏、武川市長、田部井淳子さん
第53回富士登山競走にクロス・ド・モンブランレースの選手を招待
平成12年10月
市長をはじめとする25名の公式訪問団が、市制50周年を記念し訪問。あわせて櫻井孝美氏の作品展をシャモニー、パリにて開催。櫻井氏は、シャモニーに市制施行50周年のポスターの原画を寄贈
平成13年5月
シャモニーの観光会社のミッシェル・ロワボーズ夫妻来市
平成13年5月
プルドーム観光局長、横山氏来市
平成14年8月
シャモニーの写真家フランソア・ルクレア氏が、1ヶ月間富士吉田市に滞在し、日常生活を撮影する。
平成15年7月
シャモニーの市民ウインドオーケストラが、姉妹都市締結25年を記念し来市。市制祭記念式典、市民夏まつりなどで演奏を披露
平成16年5月
シャモニー・モンブラン ガイド組合会長グザビエ・シャパス氏らが日本モン ブランクラブの招待で富士登山を行い、市長を表敬訪問する。
平成16年10月
市長をはじめとする35名の公式訪問団が、姉妹都市祭りの一環である、 「日本祭り」に参加するために訪問。 市庁舎を訪問し、環境・観光政策について話し合う。またアルジェンティエールの小学校を訪問し生徒たちと交流を深めたり、様々な行事で市民と交流を深める。
歓迎公式レセプションにて
左からシャルレ市長、ドバーソ助役(観光協会長)、萱沼市長、渡辺議長、クーテ議員(姉妹都市委員長)
平成17年5月
「日・EU市民交流年」を記念して行われる「Mt. Fuji –Mont Blancダブル・サミッツ・チャレンジ」のプレイベントとして、シャモニー・ガイド組合の会員4名が富士吉田市を訪問し日本モンブランクラブ会員20名とともに富士登山を実施。 ガイド組合のグザビエ・シャパス会長には市より国際親善特別名誉市民章が贈呈された。
平成17年8月
「Mt. Fuji –Mont Blancダブル・サミッツ・チャレンジ」の日本隊がモンブラン登頂にトライ。吹雪で登頂は断念した。 更に富士吉田市からは、国際観光地として観光産業の交流を促進するために1名が派遣された。
平成18年5月
シャモニー・モンブラン 観光局長ベルナールプルドーム氏、横山日出現氏が富士吉田市を表敬訪問。前国際親善委員会委員長の墓参を行なう。
平成18年6月
御坂山岳会が昨年のダブルサミッツチャレンジのお礼も兼ねて親善訪問。シャルレ市長らに市長からの親書を渡す。
平成18年10月
アイスホッケーチーム富士吉田ソニックス有志一行が親善訪問。ヨーロッパ国際試合モンブラントーナメントに出場。
平成20年3月
富士吉田スキー連盟一行がシャモニーを親善訪問。現地のジャパンウィークに参加し、折り紙指導などを行い、親交を深める。
平成20年8月
富士吉田市民合唱団一行が姉妹都市提携30周年を記念してシャモニーを親善訪問。現地の教会で歌声を披露。
平成20年10月
姉妹都市提携30周年記念公式訪問団がシャモニを親善訪問。エリック・フォーニエー市長に国際親善特別名誉市民証を授与。「富士火焔太鼓の会」も招待され各地で演奏。エギュ・デュ・ミディ山頂にて太鼓の音が響き渡る。
平成21年10月
シャモニー・モンブラン市のロド民族舞踊団代表のクリスチャン・グフロイさんご夫妻とシャモニー観光協会の横山日出現さんが来市 ロド民族舞踊団と10年以上の相互交流の歴史がある「富士山火焔太鼓の会」のメンバーなどと交流を深める。
平成22年7月
元シャモニー・モンブラン副市長のミシェル・パイヨ氏が富士吉田市を表敬訪問
平成24年5月
シャモニー・モンブラン観光局長ベルナール・プルドーム氏と観光協会の横山日出現氏が富士吉田市を表敬訪問
平成25年9月
シャモニー・モンブラン姉妹都市年締結35周年公式訪問 富士吉田市堀内茂市長をはじめ、富士吉田市国際親善委員会長メンバーや富士山吉田口旅館組合青年部などで編成された公式訪問団25名が訪問。山岳観光の世界的な先進地で、今後の富士山の取り組みに参考とするため、山岳の関連団体との意見交換や、自然環境を生かした公共施設の視察などを行った。
平成25年10月
シャモニー・モンブラン姉妹都市締結35周年。ジャン-ルイ・べルディエ副市長及びシャンタル・ラフマ姉妹都市委員会富士吉田担当ご夫妻来市 ジャン-ルイ・ヴェルディエ副市長は市安全対策担当から富士山火山防災やシーズン時の安全対策について意見交換を交わした。また、国民文化祭行事に参加していただき、芸術の素材としての富士山や、信仰の対象として地域に根付いた御師文化を体験。
平成27年5月
ニコラ・ドゥロシャ観光局長と横山日出現観光局部長が来市。滞在中は富士吉田市長を表敬訪問、国際親善委員会による歓迎昼食会を開催し、北口本宮冨士浅間神社や新倉山浅間公園、ふじさんミュージアムなどを見学
平成30年5月
5月30日 シャモニー・モンブラン市にある富士吉田ガーデンにおいて、シャモニーのエリック・フォーニエー市長や姉妹都市委員会の方々、シャモニー在住の日本人会のメンバーの皆さまの御参加により両市の姉妹都市締結40周年を祝う記念式典が開催されました。
平成30年11月
シャモニー・モンブラン市出身のアーティスト ソニア・ギオロさんが富士吉田市を訪問。11月4日に富士吉田市民会館特設会場で開催された「フランスホストタウンフェスin富士北麓」でライブペイントパフォーマンスを披露。両市の自然をテーマとした記念作品を約4時間で完成。これ以外にも金鳥居公園内のオブジェ、市役所の中庭における壁に巨大な記念作品を制作した。
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市民協働推進課 国際担当
説明:国際化の推進、姉妹都市との交流に関すること。
〒:403-8601
住所:山梨県富士吉田市下吉田6丁目1番1号
TEL:0555-22-1111
FAX:0555-22-0703
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