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第11弾 リフィル処方箋について

リフィル処方箋ってなに?

リフィル処方箋とは、繰り返し使用できる処方箋という意味です。
症状が安定しており、長期間同じ薬を貰っている「薬を処方してもらうためだけの通院」を減らし、通院にかかる負担を減らすことを目的に導入されました。
リフィル処方箋は、同じ処方箋で繰り返しお薬を受け取れます。つまり、処方箋をもらうために通院する回数を減らすことができます。薬をもらうための通院や診察のために長い時間待つことが減るだけでなく、通院が減ることで医療費の節約にもなります。

リフィル処方箋は誰でも使えるの?

リフィル処方箋は、症状が安定していて繰り返し同じ薬を処方している方が対象となります。
主に慢性疾患などで、症状が安定しており長期間処方が可能と医師が判断された方に発行します。
1枚の処方箋で、1回目を含め最大3回まで同じ薬を受け取れます。
投薬期間の定めはありませんが、1回目の処方では通常通り発行日を含め4日以内に薬を受け取り、2・3回目は薬を飲み終わる日を次回の調剤予定日としてその前後7日以内が薬を受け取れる期間となります。
なお、麻薬、向精神薬、新薬など投与量の限度が定められている薬と湿布薬はリフィル処方箋の対象外となっています。

リフィル処方箋と分割調剤の違いは?

リフィル処方箋と似たような仕組みとして、日本では2016年から「分割調剤」が導入されています。
同じ処方箋を繰り返し使えるリフィル処方箋に対して、分割調剤ではその名の通り定められた処方期間を分割するという仕組みです。
分割調剤は、①長期保存が難しい薬剤、②後発医薬品を初めて使用する場合、③医師の指示がある場合(分割指示の上限は 3 回、患者に別紙を含む処方箋の全てを毎回薬局に提出するよう指導)-などに行われるものです。
分割調剤とリフィル処方の違いは、例えば、90 日分の内服薬を投薬するため 30 日分ごとに薬局で調剤して交付する場合、「医師が 90 日分の処方箋を発行し薬局に対して 3 回の分割指示」する分割調剤に対し、「医師が 30 日分の処方箋を繰り返し利用できる回数(3 回)を記載した上で発行」するのがリフィル処方です。



お薬の処方にもいろいろな方法があります。ご自身の状況に合わせて、安心して治療が続けられるような方法を選択しましょう。
お薬の処方や管理について不安のある方は、まずはかかりつけ医やお近くの調剤薬局で相談しましょう。

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健康長寿課 健康推進担当
説明:医療行政の調査・研究及び保健・医療関係機関等との連絡調整、訪問看護センターの管理、献血、富士北麓総合医療センター・臨床検査センターの管理、健康センター、健康づくり、食育の推進、妊産婦・乳幼児・成人・高齢者の保健推進、食生活改善の推進、地域組織活動の推進、感染症予防及び防疫、予防接種、発達の遅れのある幼児への支援に関すること。
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