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第5弾 乳がんについて

乳がんとは?

乳がんは乳腺の組織にできるがんで、多くは乳管から発生します。『乳がん』と聞くと女性の疾患といったイメージがあると思いますが、男性にも発生する可能性は十分にあります。
乳がんの発生には、女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていることが知られています。体内のエストロゲンが多いことや、エストロゲンを含む経口避妊薬の使用、閉経後の長期のホルモン補充療法は、乳がんを発生するリスクを高めるといわれています。また、飲酒・閉経後の肥満・運動不足といった生活習慣も発生要因として考えられています。
主な症状は、乳房のしこりです。他には、乳房にえくぼやただれができる・左右の乳房の形が非対照になる・乳頭から分泌物が出るなどがあります。

増加する乳がん

女性のがんとしては、子宮がんの死亡率は年々減少しているのに対して、乳がんの発生率・死亡率は増加し続けており、女性のがん死亡率の第1位となっています。日本では、ほぼ30人に1人の女性が乳がんに罹っていると分かっています。
乳がんは30代から罹りやすく、40代後半にかけて急激に増加する病気です。ですが、早期に発見し、適切な治療を受けると9割以上が治るともいわれています。

乳がんを予防する

まず飲酒を控えたり、適度な運動を行ったりして、体重を管理することが大切になります。
また、乳がんは自分で見つけることのできるがんの1つです。日々の身支度や入浴などの際に、自分の乳房を見たり触ったりして、セルフチェックを心がけることも大切です。乳房のしこりは、乳腺症など、乳がん以外の原因によっても発生することがありますので、気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
※セルフチェックでは見つけられないこともあるため、定期的に乳がん検診を受けることも重要です。

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今年度も個別・集団検診を実施しております!ぜひ検診を受け、乳がんはもちろん、ほかの病気も予防していきましょう!

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健康長寿課 健康推進担当
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