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R1年度 中学生姉妹都市派遣報告

平成元年にスタートした中学生姉妹都市派遣事業は、今年で31回目を迎えました。今年も、全国各地から寄せられた「ふるさと納税」を財源として、19名の中学生と2名の引率者が姉妹都市 アメリカ合衆国 コロラド・スプリングス市を訪問しました。

派遣日程:令和元年8月1日(木)~ 8月9日(金)


コロラド州コロラド・スプリングス市
City of Colorado Springs, CO, USA

面積:482.1平方キロメートル (富士吉田市の約4倍)
人口:472,688人(2018年現在)
時差:-16時間 (サマータイム:-15時間)

【 主なスケジュール 】


■ 8月1日(木) 富士吉田市 発・成田空港へ
          デンバー空港 着
■ 8月2日(金)デンバー水族館・16番通り・ダウンタウン見学
■ 8月3日(土)コロラド・スプリングス市へ
          ホストファミリーと対面・ホームステイ開始
■ 8月4日(日)日米協会主催ウェルカム・パーティー参加
          富士吉田市の紹介・ソーラン節を披露
■ 8月5日(月)ガーデン・オブ・ザ・ゴッヅ
          オリンピック・トレーニング・センター見学
■ 8月6日(火)ホストファミリーと行動
■ 8月7日(水)ミドルスクール(中学校) 訪問
■ 8月8日(木)コロラド・スプリングス市 発・デンバー空港へ
■ 8月9日(金)富士吉田市 着

8月1日(木)

待ちに待った出発の日。緊張と期待が高まるなか、派遣団19名と引率者2名は富士吉田市を後にし、アメリカの姉妹都市コロラド・スプリングス市へ出発しました。約11時間のフライトでは機内食や飲み物を注文しながら今まで学んできた英会話の実践がすでに始まっていました。アメリカにようやく到着したころの派遣団は、長い道のりと大きな時差にとても疲れてましたが、コロラド州の首都デンバー市のダウンタウンで夕食を楽しみました。ウェスタン・テーマのレストランでは早速、本格的な「アメリカン・サイズ」を味わうことができた生徒たちは大満足。お腹をいっぱいにして、とても長い一日目を終了しました。

出発前の成田空港

搭乗ゲートにて

8月2日(金)

アメリカの2日目はデンバー市内で過ごしました。水族館の見学では日本で見ることのできない珍しい海の生き物を観察しました。午後はアメリカに着いて初めての自由行動。16番通り商店街を巡ってショッピングなどを楽しみながら都会を満喫しました。

デンバー水族館にて

入口にて集合写真

8月3日(土)

やっとホストファミリーと対面する日です。ホテルからバスに乗ってコロラド・スプリングス市へ向かいました。都会から離れていくと徐々に景色が大きく変わり、雄大なアメリカの大自然とその規模に圧倒されました。コロラド・スプリングス市に到着すると、ウェルカムパーティーが開かれていて、大勢のホストファミリーが派遣団を出迎えてくれました。生徒の名前が書かれていた手作りのウェルカムボードを手に持っていたり、チョークで地面に日本語で「ようこそ」と書いてあったり、とても温かい歓迎を受けました。ここから5日間のホームステイがスタート。今年もたくさんの発見と出会いが派遣団を待っていました。

ホストファミリーがお出迎え

ようこそ!

8月4日(日)

コロラド・スプリングス市の2日目は朝からホストファミリーとゆっくり過ごし、午後は南コロラド日米協会が主催のパーティーに参加しました。広くて緑豊かな公園で開催されたパーティーは potluck「ポットラック」式で、多くの方々がいろんな食べ物を持ち寄って、みんなで食べながらお話をして、とてもアメリカンな空間で楽しいひと時を過ごすことができました。パーティー会場にはコロラド・スプリングスのジョン・サザース市長と奥様も駆けつけてくれました。市長やホストファミリー、日米協会のメンバーを前に派遣団は富士吉田市の紹介やソーラン節の披露をし、熱い拍手を浴びました。最後に市長が富士吉田の法被を着て一緒に写真を撮ってくれました。

ソーラン節の披露

富士吉田の法被を着る市長

8月5日(月)

この日は派遣団全員でコロラド・スプリングス市の名所を見学しました。まずは、国内観光でも人気を誇る「ガーデン・オブ・ザ・ゴッヅ」(神の庭園)へ向かいました。毎日、当たり前のように富士山を眺めている派遣団ですが、そんな彼らでも巨大な赤い岩のフォーメーションの背景に「アメリカの山」とも呼ばれている標高4,302メートルの「パイクス・ピーク」が広がるこの景色には感動しました。ガーデン・オブ・ザ・ゴッヅからオリンピック・トレーニング・センターへ移動し、アメリカ代表の選手が東京オリンピックに向けてトレーニングに挑む施設を見学しました。最新の技術とスポーツ医療で選手をサポートするこの施設を見ることで、アメリカのスポーツ界の規模とスポーツに対する思いが伝わりました。

ガーデンオブザゴッヅにて

オリンピックトレーニングセンター

8月6日(火)

この日は Host Family Day (ホスト・ファミリー・デー), 丸一日それぞれのホストファミリーと自由行動でした。買い物やハイキング、ロッククライミング、ドライブ、ゴルフ、スポーツ観戦など、アメリカの日常をいろんな形で楽しむことができました。中には、アメリカの大行事であるハロウィンを体験させてくれたホストファミリーもいました。8月にも関わらず近所の方々に協力してもらい、「トリック・オア・トリート」を計画し、日本人生徒は近所の子供たちと一緒に仮想をしてお菓子をもらい歩きました。本場のハロウィンを経験したことがない生徒のためにここまでしてあげたいというホストファミリーの思いやりに感動しました。

8月7日(水)

この日は Eagleview Middle School (イーグルビュー・ミドルスクール) を訪問させていただき、副校長先生に学校を案内していただきました。廊下やスポーツグラウンドの広さ、教室の構成や個人ロッカーの仕組みなど、日本の学校との大きな違いにびっくりしました。

木工教室の説明を聞く派遣団

副校長先生と一枚

8月8日(木)

お世話になったホストファミリーとお別れをしてコロラド・スプリングス市を出発しました。派遣団は5日間一緒に生活をし、すっかり仲良くなったホストファミリーとのお別れに寂しさを感じていました。ホームステイでは様々な形で普段から見ることのできないアメリカの日常に触れながら、楽しい思い出をたくさん作り、限られた時間のなかで深い絆を築き上げることができました。ホストファミリーの寛大なやさしさと思いやりは一生忘れることありません。帰国後の報告会で派遣団は、この体験で得たすべてのことを大切に、今後の人生に活かしていくという力強い抱負を述べました。

以下は派遣団19人の声をお届けします
下吉田中学校 小宮 帆七海
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下吉田中学校 杉本 新
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下吉田中学校 高山 孟
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下吉田中学校 高山 司
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下吉田中学校 山田 詩乃
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下吉田中学校 渡邉 悠太朗
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明見中学校 佐々木 和也
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明見中学校 羽田 希優
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明見中学校 松本 洸洋
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明見中学校 宮下 快偉
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吉田中学校 天野 一紀
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吉田中学校 齋藤 弘誠
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吉田中学校 鈴木 梨加
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吉田中学校 橋田 慶人
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吉田中学校 堀内 菜由
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吉田中学校 渡邊 颯樹
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富士見台中学校 小野 良
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富士見台中学校 宮下 莉緒
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富士学苑中学校 高橋 愛珠
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市民協働推進課 国際担当
説明:国際化の推進、姉妹都市との交流に関すること。
〒:403-8601
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