H30年度 中学生姉妹都市派遣報告

平成元年にスタートした中学生姉妹都市派遣事業は、今年で30回目を数える記念すべき年となりました。今年は、全国各地から寄せられた「ふるさと納税」を財源として、19名の中学生と2名の引率者が姉妹都市 アメリカ合衆国 コロラド・スプリングス市を訪問しました。

日程■平成30年8月1日(水)~8月9日(木)

コロラド州コロラド・スプリングス市
City of Colorado Springs




面積:482.1平方キロメートル 
(富士吉田市[121.74平方キロメートル]の約4倍)
人口:465,101人(2016年現在)
日本からの飛行時間:約11時間
時差:-15時間
年間観光客数:約600万人

【滞在中の主な日程】

8月1日(水) 富士吉田市発
       デンバー国際空港着 
       コロラド・スプリングス市へ
       ホームステイ開始
8月2日(木) ホストファミリーと行動           
8月3日(金) ホストファミリーと行動
8月4日(土) ホストファミリーと行動  
8月5日(日) 中学生姉妹都市派遣事業
       30周年記念パーティー
8月6日(月) ホストファミリーとお別れ
       ロイヤルゴージブリッジ見学
       ガーデンオブザゴッズ見学
8月7日(火) オリンピックトレーニングセ
       ンター見学 
       デンバー自然科学博物館見学
8月8日(水) デンバー国際空港発
8月9日(木) 富士吉田市着

■8月1日(水)

出発当日、家族や学校の先生方に見送られ富士吉田市を後にしました。日本から遠く離れたアメリカのデンバー国際空港まで約11時間の長いフライトの始まりです。機内では飲み物を注文したり、食事を選んだりと緊張しながらも英会話の実践がすでに始まっています。
デンバーに到着した際は、みんな疲れた様子もなくバスに乗り換えコロラド・スプリングス市まで移動しました。広大な景色の中、まっすぐ続く広い道路に圧倒されながらも1時間半のドライブを楽しみました。
コロラドに着くと、ホストファミリーが生徒たちの名前が書かれた大きなウェルカムボード持って出迎えてくれました。笑顔で挨拶を交わし、いよいよホームステイの始まりです。

■8月2日(木)、3日(金)、4日(土)

それぞれホストファミリーと自由行動です。家族のお手伝いや買い物、ハイキングにスポーツ観戦などアメリカでの日常生活を満喫しました。

■8月5日(日)

この日は、南コロラド日米協会の主催により、中学生姉妹都市派遣事業の30回目を祝う記念パーティーを開催していただきました。
コロラド・スプリングス市長ご夫妻、在デンバー日本国領事館の小林領事、本市の前国際交流員ロビン・ローレンツ氏、その他多くの関係者の前で「ふじの山」と「ソーラン節」を披露することができました。練習の成果も十分発揮することができ、会場は大きな拍手に包まれました。

■8月6日(月)

お世話になったホストファミリーと泣く泣くお別れした後は、いよいよ派遣団とともにコロラドの町を見学しました。まず最初は、赤いロープーウェイが目印のロイヤルゴージブリッジです。川底から350メートル、迫力ある絶景が楽しめる場所で大勢の観光客で賑わっていました。
次に向かったのは、ガーデンオブザゴッズです。あいにくの天気で、まさかの雹に降られましたが・・・時間が経つにつれ天気も回復し赤茶色の巨大な岩が並ぶ景色を楽しみました。
夕食はエリクソン教授のご好意により、コロラド・カレッジ内で準備していただきました。多くの食材が並ぶ中、やはり一番人気は「おにぎり」でした。

■8月7日(火)

この日は高校生派遣団と合流し、オリンピックトレーニングセンターを見学しました。コロラド・スプリングス市は、オリンピックシティーとして全米オリンピック協会の本部が置かれており、その施設内もとても充実したものでした。トレーニングだけではなく、選手の食事から医療、住まいといった様々な環境が完備されたもので、選手を第一に考えた施設を見学することができました。午後からはデンバーへ移動し、自然科学博物館にてコロラドの歴史を学びました。

■8月8日(水)、9日(木)

8日の朝ホテルを出発しました。早く日本に帰りたい気持ちと、コロラドでの生活にも慣れ、もう少しコロラドに残っていたい気持ちとが入り混じった複雑な気持ちでした。ホストファミリーや周囲の人々とのコミュニケーションを通して、自身が一回り大きく成長したことを実感しアメリカの地を後にしました。
9日、今回は台風で帰りのフライトへの影響も心配されましたが、予定どおり全員無事に成田空港へ到着しました。



今年もホストファミリーをはじめとするコロラドの方々には感謝しきれないほどの温かなおもてなしを受けました。派遣団も現地において、富士吉田市の代表としてしっかりと友好親善の役目を果たしていただきました。
ここで経験した貴重な体験を活かし、語学や国際的視野を広め将来の自分へと繋げていってほしいと思います。

以下は派遣団19人の声をお届けします。
下吉田中学校 村松 佑星
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吉田中学校 齋藤 大誠
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下吉田中学校 小野 李里花
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吉田中学校 渡邉 青空
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下吉田中学校 佐藤 遼太郎
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吉田中学校 岡 京之介
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下吉田中学校 川口 仁那
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吉田中学校 宮下 蒼爽
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下吉田中学校 眞田 ゆき
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富士見台中学校 後藤 和希
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明見中学校 井上 結愛
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富士見台中学校 宮下 葉美
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明見中学校 柏木 佑月
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富士学苑中学校 天野 佑衣子
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明見中学校 吉元 芽唯
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市民協働推進課 国際担当
説明:国際化の推進、姉妹都市との交流に関すること。
〒:403-8601
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