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富士吉田市都市施設
富士吉田市都市施設について
都市施設は、円滑な活動と、良好な都市環境を確保することを目的とし、具体的には、交通施設や公共空地、供給処理施設など、都市の生活や都市機能の維持にとって必要な根幹的施設を指し、都市の骨格を形成するものです。
都市計画に定められた都市施設の区域内では、将来の事業が円滑に実施できるよう建築に対して一定の制限が定められています。
1)都市計画道路
道路は、都市交通における最も基本的な施設で、交通のための通路を確保するだけでなく、都市活動上必要不可欠な上・下水道、電気、ガスなどを収容するとともに、日照、通風等のための貴重な公共空間として都市環境の保全に寄与しています。また、災害の避難路、防災帯としての機能も有しています。
このように道路は、種々の機能・役割をもっており、単に交通処理にとどまらず、貴重な公共空間として市街地の発展を支えるなど大きな役割を果たすもので、計画的に整備を図らなければならないことから、予め長期の見通しのもとに都市計画において定めています。
富士吉田市では、10路線を都市計画決定しています。
2)都市計画公園
都市計画公園は、良好な風致、景観を備えた地域環境を形成するだけでなく、周辺環境と一体となって都市の骨格を形成し、土地の無秩序なスプロール化を防止、さらには、大気の浄化、防音、遮熱など、非常に多くの機能を有する都市施設です。
富士吉田市では、以下の表に示されているような10箇所の都市計画公園が指定されています。(令和4年3月31日現在)
番号 |
公園名 |
面積(ヘクタール) |
告示年月日 |
---|---|---|---|
1 |
金鳥居公園 |
0.21ヘクタール |
昭和50年4月8日 |
2 |
赤坂児童公園 |
0.14ヘクタール |
昭和50年4月8日 |
3 |
西原南公園 |
0.79ヘクタール |
昭和53年3月31日 |
4 |
塩釜公園 |
0.16ヘクタール |
昭和53年3月23日 |
5 |
みづほ公園 |
0.38ヘクタール |
昭和57年10月23日 |
6 |
堂地堀公園 |
0.17ヘクタール |
昭和58年3月14日 |
7 |
丸ヶ丘公園 |
0.07ヘクタール |
昭和60年4月1日 |
8 |
桂川河川公園 |
0.71ヘクタール |
昭和53年3月31日 |
9 |
月江寺公園 |
0.30ヘクタール |
昭和51年12月22日 |
10 |
富士北麓公園 |
31.60ヘクタール |
昭和61年11月1日 |
合計 |
10箇所 |
34.53ヘクタール |
|
3)公共下水道
下水道は、快適な生活環境の確保と公共用水域の保全を図るために必要不可欠な施設であり、また、浸水の防止においても大きな役割を担う都市施設といえます。
富士吉田市では、昭和52年2月16日に都市計画決定を行い、その後、令和元年12月18日の変更決定を経て、計画決定面積1,624ヘクタールとなっています。また、令和4年3月31日現在での供用面積は641ヘクタールとなっています。
4)公共処理施設
公共処理施設には、ごみ処理施設、し尿処理施設などがあり、市民が生活するうえで必要不可欠となる施設です。公共処理施設は、環境負荷の低減や、安全性を要求されることから、永続的かつ安定的に運営、管理する必要があるため都市計画に定められています。
以下の表は富士吉田市公共供給処理施設の現況です。(令和4年3月31日現在)
表2
名称 | 面積 (ヘクタール) |
当初計画決定日 | 変更計画決定日 | 内容 | 備考 (種別) |
---|---|---|---|---|---|
ごみ 焼却場 |
1.7 |
昭和47年 1月5日 |
平成12年 3月29日 |
焼却施設 170t/日 |
ごみ焼却場 ごみ処理場 |
リサイクル施設 30t/日 |
|||||
し尿 処理場 |
0.8 ヘクタール |
平成1年 12月1日 |
平成12年 3月29日 |
処理能力 90kl/日 |
汚物処理場 |