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 ●ロシェル・フローレス   下吉田第一小学校・他小学校
 ●エドガー・マナハン    下吉田第二小学校
 ●パール・ガブリエル    下吉田東小学校・吉田小学校
 ●ウリッサ・マガダン    明見小学校・下吉田第二小学校
 ●アイリーン・ホリウチ   吉田小学校
 ●マクドネル・メンサー   吉田西小学校
 ●ジナリン・エンディル   富士小学校・下吉田中学校
 ●ポール・シニア      下吉田中学校
 ●シャーリー・ルナ     明見中学校・吉田小学校
 ●レイチェル・ヴィラ―   吉田中学校
 ●アルジン・アニンガラン  富士見台中学校・吉田中学校
 2020年度には小学校、2021年度には中学校の新学習指導要領が全面実施となりました。今回の改定では小学校で従来実施していた外国語活動の時間を中学年で実施し、高学年においては「聞くこと」「話すこと」に「読むこと」「書くこと」を加えた外国語科を実施することとなりました。それにより小学校中学年・高学年ともに授業時数が1時間増加することになりました。
 小学校における外国語活動(3・4年)・外国語科(5・6年)は、様々な言語活動を通して、コミュニケーションを図る素地・基礎となる資質・能力の育成を目指しています。そのため授業では、相手の発する外国語を注意深く聞いてなんとか相手の思いを理解しようとしたり、持っている知識を用いて外国語で自分の思いを伝えたりする体験などが必要とされています。また、子どもたちのコミュニケーション能力を育むためには、日本人教師と英語指導助手(ALT)との協働による効果的な指導が求められます。
 教育研修所では、児童生徒の外国語によるコミュニケーション能力を育むことができるよう、各小中学校におけるALTの効果的活用に向けて支援していきます。
 教育研修所の外国語教育研究員が中心となり、小中連携を図り、小中学校の外国語授業の指導法の研究やICTの効果的活用を目指しています。
 その他、小学校英語専科の配置や、先生方の英語力向上のための専門講師による研修会を実施しています。
 昨年度に引き続き、外国語指導助手(ALT)11名を市内の小中学校に配置しました。
 教育研修所では、ALTの先生方の指導力を高めていくために定期的にALTミーティングを実施し、英語インストラクターによる外国語指導の実践研修を行っています。また、外国語授業においてALTの先生方が同じように授業を進めることができ、英語指導を効果的に行うことができるように、学校を訪問しての授業参観を随時実施しています。授業実践を積み重ねる中で指導方法も徐々に確立し、日本人指導者とのティームティーチングにより英語の音声や発話など、子どもたちの資質・能力の育成に大きく貢献しています。
 また、ALTの先生方は、外国語の授業だけではなく、学校行事に参加したり他の教科の助手をしたり、休み時間や給食、清掃の時間などにも子どもたちと一緒に活動を行っています。多くの時間を子どもたちと過ごす中で、生きた英語に子どもたちが触れることができています。