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校庭の周囲を桜に囲まれ、春には満開の桜と校舎越しに見える富士山のコラボレーションは見る者の心を魅了しています。昭和35年旧西桂町上暮地地区が富士吉田市に分町合併し、本校が開校しました。令和7年度で66回目の春を迎え、全校児童95名、学級数は8学級でスタートとなりました。
本校の学校教育目標は「ふれあいで育てる豊かな心」「自己を広げて育む自立の力」であり、「確かな学力の育成」「豊かな心の育成」「健やかな体の育成Jの3つを重点に掲げ、児童一人一人の「生きる力」の育成に尽力しています。また、平成27年より富士見台中学校との小中連携では、小中ギャップの解消をはじめ、児童生徒間の交流、職員間の交流等、義務教育9年間を見通した学校教育活動の推進を続けています。
今年度も縦割り班活動の充実を図り、異年齢集団での活動を行うことにより、本校だからこそできる全校のお互いの顔が見える取り組みを継続しています。
また、普通教室は稼働壁型で、市内唯一のオープンスペース教室にもなります。活動内容により教室を広く使うことができるため、子供たちの活動の幅が広がっています。
今年度はコミュニティースクールも2年目となりました。地域の方々や保護者の方々との一層の連携・協働により、「地域とともにある学校」を目指していきたいと思います。
校長 堀内 ちえ
本校は学校教育目標の大きな柱として「心の教育の充実」、「自立」を掲げている。学校が子どもたちの心の居場所となることを重点として、友達とのかかわりの中で自己肯定感を高め、自己実現を図ることをねらい、以下の活動を行う。
上暮地地区(小・中学校各1校)の特徴を生かし、小中合同職員会議や企業と連携した合同あいさつ運動等を通して小中ギャップの解消を図る。
小規模校における人間関係の固定化を強みとして、自己肯定感や社会性を育てていく。