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交通体系整備方針
交通体系も整備対象です
(※都市計画マスタープランより抜粋)
交通体系
活発な地域間交流による都市活力の育成を図るとともに、高齢者を含め誰もが安全快適にいきいきと暮らすことが出来る都市とするため、自家用車を中心とする交通に依存する現在の交通体系を見直し、歩行交通や高齢社会にその充実
が求められる公共交通機関も含めた総合的な交通体系を円滑、快適なものにしていきます。
幹線道路網の整備
富士北麓地域の拠点都市として、他圏域や周辺市町村と結ぶ広域幹線道路の整備、交通結節点の整備を促進します。また、行楽シーズンや朝夕のピーク時の混乱を解消するため、既存幹線道路の水準向上と新規幹線道路の整備を促進します。
生活道路網の整備
だれもがまちに出られるようにするとともに、歩いて楽しいまちを実現するために、主要な生活道路については、都市幹線道路と連絡して、地区の生活交通をスムーズにする地区生活幹線道路に位置付け、その整備を促進します。また、住宅密集地域の狭い道路については、家屋の壁面の後退等により、一定の水準の確保を図ります。
道路空間の整備
自然と歴史を活かした交流に資する、安全・快適な道路空間の整備を促進するとともに、歩道の段差の解消など、道路構造の改善により高齢者や障害者にも使いやすい道路空間の整備を推進します。
中心市街地や歩行系ネットワークの沿道については、歩車分離を徹底し、適正な交通規制を検討するとともに、植樹帯の整備、ポケットパークの整備、歩道の舗装などにより、安全で快適な歩行者空間を創出します。
駐車場の整備
マイカー等を利用して訪れる広域からの来訪者や市民が、市内の公共交通機関及び歩行系ネットワークや自然散策路にアクセスする交通拠点として駐車場の配置整備を図ります。また、中心市街地を楽しく歩けるまちとしていくため、街路の改善整備にあわせて、中心市街地周辺に公共駐車場の整備を図ります。
富士山眺望点や環境学習施設等、新たな交流拠点の整備にあたっては、ピーク時に対応する規模の駐車場整備を誘導します。
公共交通機関の整備
環境にやさしく、誰もがまちにでやすい社会を支える公共交通機関の充実を図ります。また、公共交通機関を観光交流に活用するため、ルートや運行本数の充実や乗り換え拠点の整備などにより利便性向上を促進するとともに、マイカー及び自転車・徒歩と公共交通機関等との組み合わせにより、観光交流の活性化を図ります。
鉄道の利便性向上を図るため、鉄道事業者との連携に基づき、運行頻度の見直しや東京方面への到達時間を短縮する列車の運行など、鉄道運送力の増強を要請し、利便性向上を促進します。また、駅構内や駅周辺におけるバリアフリー化を促進し、誰もが使いやすい公共交通ターミナルを形成します。