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安全運転のために
高齢ドライバーによる事故や子どもが犠牲になる交通事故が相次いでいます。
車は、わたしたちの生活から切り離せない身近な文明の利器になっています。しかし、その反面、使い方をあやまると、悲惨な交通事故を起こす凶器にもなります。
危険を予測する運転
交通事故の多くは、運転者が危険に対する認知を十分行わなかったり、認知した危険に対して誤った判断をしたりすることが原因で発生しています。
危険を予測する能力を高め、運転をする上での的確な判断を行うためのポイントを確認してください。
かもしれない運転
見えないことは存在しないことではない。
駐車車両や障害物の陰にも人がいることを予測して、人が突然出てきても、安全な措置をとれるような運転をしましょう。
死角の予測
実際の道路には、死角となっているところが数多くあります。
「見えないことは存在しない!」ということではありません。
だろう運転
運転に慣れてくると、いつの間にか「だろう運転」に変身してしまうことがあります。
運転している道路が、どのような環境かを考え危険を予測し緊張感を持って運転するように心がけましょう。
年齢に応じた運転
安全運転をしようという気持ちがあっても身体機能が低下すると、運転に必要な情報が取れず、思いもよらない結果を招くことがあります。
高齢者
交差点での出会い頭事故と、右折時の事故が多く、判断ミスや、タイミングの遅れが原因によるもの。その多くは、自宅付近で発生しています。
一般
若年運転者(16~24歳)は、事故を起こす率が非常に高くなっています。
- スピードの出し過ぎによる事故
- わき見による追突事故
- ヘルメット、シートベルト不着用による事故
これらの事故に特に注意し、身勝手な運転や、感情的な運転をしないようにしましょう。