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夏場でも感染症予防をしましょう!

ページID:0011526 更新日:2025年8月8日更新 印刷ページ表示

夏場でも感染症が増えています(百日咳、りんご病、新型コロナなど)

 一般的に、感染症の多くが冬季に流行しますが、最近では「百日咳」「伝染性紅斑(りんご病)」などが流行し、子どもだけでなく大人にも広がる感染症が増えています。これらの病気は、人から人にうつりやすく、重症化すると長引くことがあります

〈感染症の特徴〉

〇百日咳

  感染すると激しい咳が数か月続く。​全国的に流行していて報告件数は過去最多を更新。​

  特に乳幼児では重症化や死亡リスクがあります

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〇伝染性紅斑(りんご病)

  軽い風邪のような症状に加え、頬や手足に発疹ができる。山梨県内で富士・東部においても警報基準を超えています

  妊婦が感染すると流産リスクがあるため、十分な注意が必要です。

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〇新型コロナ

  流行拡大はしていないものの増加傾向にあり注意が必要です。

  特に高齢者は重症化しやすいため、ワクチン接種など感染対策が必要です。

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 夏休み・お盆休み等でたくさんの人が集まる機会があると、感染リスクは高まります。また暑い日が続き熱中症対策としてエアコンを使用を勧めますが、定期的な換気も忘れずにしましょう。

感染すると…

 例えば、妊婦さんが百日咳に感染すると、おなかの赤ちゃんや生まれたばかりの赤ちゃんに影響を及ぼす場合があります。妊婦さん本人を含め、周囲の人の感染対策が大切です。

【妊婦さんが百日咳に感染した場合】

(1)妊婦さん自身の体調への影響

 百日咳は、激しい咳が長く続くのが特徴です。この咳によって体力を消耗したり、呼吸困難を引き起こしたりする可能性があります。

(2)胎児への直接的な影響は少ないが、間接的な影響がある可能性

 百日咳菌が直接胎児に感染することは稀とされていますが、妊婦さんが激しく咳き込むことでお腹の胎児に強い振動が伝わることがあり、これが胎児に良い影響を与えない可能性が指摘されています。

(3)新生児への感染リスク

 百日咳の感染力は非常に強く、家庭内での感染率は80〜90%にものぼると言われています。

 妊婦さんが百日咳にかかると、生まれてくる赤ちゃんに感染させてしまうリスクが高まります

 生後6か月未満の乳児、特に生後2か月未満の赤ちゃんは、百日咳の予防接種をまだ受けることができないため、感染すると重症化し、肺炎や脳症、呼吸困難による心肺停止など、命に関わる危険性があります

感染しないために…!

(1)感染対策を徹底する

 普段から手洗い・手指消毒、マスク着用、咳エチケット、換気といった基本的な感染対策を徹底することが大切です。

(2)周りの人にうつさない・うつされない

 自分に感染症の症状があって、小さなお子さんと接する機会がある場合は、マスクの着用等を徹底しましょう。生後2か月からは5種混合のワクチンを接種することで百日咳の予防につながりますので、標準期間内での接種を心がけましょう。

(3)規則正しい生活を送る

 栄養バランスの取れた食事をとり、適度な運動と質の良い睡眠をとることで免疫力が上がり、感染症にかかりにくくなります

(4)医療機関を受診する

 感染力が強いと100%の対策はできません。長く咳が続くなど感染症の症状がある場合は、重症化する前に、早めに医療機関を受診しましょう。

感染症
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