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吉田小学校 紹介
富士山北麓の東経138度48分,北緯35度28分,標高825mに位置する私たちの吉田小学校は,明治5年地蔵寺(本校西側のお寺)の本堂を借りて,上吉田学校として始まり,翌年新築移転(現在の上吉田コミュニティーセンター)して学校としての体裁が整いました。明治7年に,三村合併(上吉田・新屋・松山)により,松山学校を併せ福地学校と名を改め,明治20年には,新屋学校も併せた福地尋常小学校となりました。その後,吉田尋常小学校(明治25年),吉田国民学校(昭和16年),吉田小学校(昭和22年)と名称が変更されるとともに,新屋や松山の学校(分教場)との合併分離を経て、昭和10年に現在の場所にまとまった学校となりました。
昭和47年には,学校創立100周年の記念式典を行いました。近くには、冨士浅間神社があり,富士山信仰の「富士講」で栄え,8月26日には,富士山の夏山終いとして行われる日本三奇祭の一つに数えられる「吉田の火祭り」が行われることで有名です。このような歴史と伝統のある町にある学校です。
校訓を「富士山ノ如ク 雄大尊厳ナレ,富士山ノ如ク 確固不動ナレ,富士山ノ如ク 純良潔白ナレ」として掲げ,富士山の裾野に広がる豊かな自然に囲まれ,四季折々の美しい風景と重なる本校は,在校生,卒業生,地域の人々の心のより所となっています。
校長 長田 和司(おさだ かずし)
学校教育目標
- よく考え 学び合う子
- 思いやり 認め合う子
- 健康で きたえ合う子
学校の特色
1.自ら学び,自ら考え,主体的に学び合う子どもの育成を基盤としたわかる授業づくり
学びの時間の充実
- 基礎的・基本的な知識,技能の習得と定着(正しい鉛筆の持ち方等)
- 校内研究会や自己観察書に基づく継続的な授業改善と「やまなしスタンダード」の定着
2.適な児童理解と心の居場所づくり
適切な児童理解
- 受容,傾聴,共感の姿勢
- 児童一人ひとりの自己肯定感,自己有用感の育成
- 一人一人の教育的ニーズに応じた合理的な配慮
心の居場所づくり
- 望ましい集団活動の中で,一人ひとりが認められる場の設定(アンケートの活用等)
- いじめ,不登校,暴力行為等のない学校生活の実現(お話タイム)
3.特色ある学校づくりの推進
校種連携,地域連携・教育課程の工夫
- 基礎的学習の定着(朝学習,朝読書,学びの日)
- 富士山学習の充実(吉小富士山学習の日,吉小版富士山学習検定,富士宮小との交流)
- 幼保小中連携の推進(児童生徒,職員,PTA,施設設備等)
- 情操教育の推進(音楽教育,金管バンド,美術教育,読書教育)
- 体力づくりの推進(ブロック遊び,縄跳び,夏休み水泳教室)
4.心の教育を重視した教育課程の実践
心の教育の充実
- 特別の教科道徳の充実
- 福祉教育,環境学習,ボランティア教育の推進
- 児童会の縦割り班による異学年交流の実施
- 図書館利用時間の時間割への位置づけ
- 朝学習での読書タイムの位置づけ,読み聞かせ活動の実施
5.開かれた学校づくりの推進
地域,保護者との連携
- 教育課程への位置づけ(まちたんけん,火祭りへの参加,稲作体験)
- 富士山学習と総合的な学習の時間における地域人材,地域素材の活用
- スポ少懇談会,幼保小連携懇談会の開催
- 学校評価への保護者アンケートの実施,まとめの還元
6.健康・安全・学校環境の整備
健康・安全のための環境作りと実践
- 健康・安全のための環境整備,施設設備の安全確保
- ワンポーションを食べきることを念頭においた給食指導
- 自ら命や体を守るための防犯,防災教育の推進
7.今日的課題を踏まえた教育活動の推進
- コミュニティ・スクール(学校運営協議会)の充実
(方向性の確認と地域・市教育委員会との連携) - ICT機器を効果的に活用した授業づくりの推進
- 働きやすい職場環境作りの推進
(分掌の均等化、安全第一の下での仕事の効率化,協働性と同僚性の向上)
在籍数及び学級数(令和6年4月1日現在)
在籍数:534名
学級数:26学級
吉田小分校(院内学級)1学級