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伝染性紅斑・百日咳が流行しています!
伝染性紅斑(リンゴ病)について富士・東部地域で警報が続いています
【伝染性紅斑】
小児では頬や手足に紅斑を伴うことからリンゴ病やリンゴほっぺ病とも呼ばれます。微熱・風邪に似た症状が出ている時が最も感染しやすいと言われます。成人では紅斑は少なく、関節痛がみられます。妊婦さんが罹患すると、お腹の赤ちゃんにも感染してしまい、流産につながる危険がありますので特に注意が必要です。

【予防のポイント】
・マスクの着用やせきやくしゃみをする時にはハンカチなどで口を覆うなど、せきエチケットを心掛けましょう。また手洗いなどの対策を心掛け、基本的な感染予防に努めましょう。
・アルコール消毒の効果が期待できません。
・特効薬がありませんので、症状がつらい場合は病院受診しましょう。
百日咳の感染も増えています
【百日咳】
百日咳菌による呼吸器感染症です。症状はいわゆる風邪のような症状で始まり、2週間程度不調が続くうちにだんだんと咳がひどくなります。発症から3週間程度は咳の飛沫(しぶき)でまわりのヒトへ感染を拡げてしまいます。新生児や乳児など赤ちゃんが感染すると、咳で呼吸がうまく出来なくなってしまう無呼吸発作や、肺炎を合併することもある怖い感染症の一つです。生後6か月以下で感染すると重症化する恐れがあります。

【予防のポイント】
・マスクの着用やせきやくしゃみをする時にはハンカチなどで口を覆うなど、せきエチケットを心掛けましょう。また手洗いなどの対策を心掛け、基本的な感染予防に努めましょう。
・生後2か月から5種混合ワクチンの接種できますので、適正接種間隔で接種することを推奨します。
・咳が長く続く場合は、早めに病院受診しましょう。