■猛毒キノコ「カエンタケ」に注意!!
現在、松くい虫やナラ枯れ等による森林被害が全国的に拡大しており、当市では森林所有者の同意を得て防除作業を実施しています。
そのような状況にあって、ナラ枯れ被害木の周辺では「カエンタケ」と呼ばれる猛毒キノコの発生が報告されています。
この「カエンタケ」ですが、さわると皮膚が炎症を起こし、少しでも食べてしまうとおう吐や手足のしびれなどの症状がでて、最悪の場合は死亡するおそれがあります。
そのため、発見した場合には、絶対に触れたり食べようとはせずに、農林課へのご連絡をお願いします。
■カエンタケの特徴
外見的特徴:非常に特徴的な外見で、色は朱色~赤、形は不規則に凹凸しており、まるで揺らめく炎に見えます。
ただし、中には白みがかった色や細い棒状など、さまざまな外見があるので注意が必要です。
発生場所:カエンタケはブナ科の樹木の近くに発生しており、当市でもナラやクヌギ、クリ、カシ等といった公園や住宅街等でも
よく見られる樹種が対象になります。
現在は主に、いわゆるナラ枯れによって立ち枯れした木や倒木の近くで発見されています。
発生時期:初夏から秋にかけて。
毒 性:非常に危険。触れるだけで火傷のような炎症、空気中を漂う胞子でも目や呼吸器などの粘膜に激しい炎症の可能性。
誤って食べてしまうと腹痛、嘔吐、下痢、手足のしびれを引き起こし、最悪、死に至る可能性があるなど大変危険です。
■山梨県森林総合研究所のカエンタケ注意パンフレット