令和4年11月29日、富士吉田市内で見つかったクモ(1匹)を環境省委託研究機関で鑑定した結果、特定外来生物のハイイロゴケグモであることが、12月2日確認されました。
山梨県と富士吉田市で、捕獲された周辺を調査しましたが、新たな個体の発見はありませんでした。発見状況から、現時点で繁殖しているものではなく、他地域からの荷物に紛れて移動したものと思われます。
ハイイロゴケグモは、攻撃性はあまりありませんが、触ったりつかまえたりしようとすると咬まれることがあります。毒を持っていますので、発見した場合には、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系 一般的な殺虫剤です。)を用いるか、靴で踏みつぶす、熱湯をかけるなどして駆除し、素手でつかまえたり、触ったりすることのないようにしてください。
万一咬まれた場合は、傷口を洗い流し、医療機関を受診してください。
咬まれたクモの死骸があると診断の参考になります(生きた状態での持ち運びや飼育は外来生物法で禁止されています)。
発見した場合は、富士吉田市環境政策課または山梨県富士・東部林務事務所環境課までお知らせください。
お問い合わせ
富士吉田市環境政策課 0555-22-1111 内線473・474・475
山梨県富士東部林務事務所環境課 0554-45-7811