「未納料金が発生しています。本日中にご連絡無き場合、法的手続きに移行します。」
などと記載したSMS(ショートメッセージサービス)を送信するとともに、記載されている電話番号に連絡してきた消費者に対し「お客様は料金未納の悪質な利用者だとみなされて請求が上がっています。本日中に支払わなければ民事裁判へ移行します。」などと告げ、金銭を支払わせようとする事業者に係る相談が消費生活センターに寄せられています。
身に覚えのない請求には応じず、不安なときは消費生活センターにご相談ください。
●なりすましに使われる名称
アマゾン、アマゾンカスタマーサービス、アマゾンジャパン相談係、アマゾンサポートセンター、アマゾン㈱受付センター など
※実在するアマゾンとは全く無関係です。
●具体的な手口
①アマゾンをかたる事業者から架空請求SMSが届きます。
②SMSを見て不安を覚えた消費者は、記載された電話番号に電話します。
③アマゾンをかたる事業者は、電話をしてきた消費者に対し、以下のような偽りの説明をしてきます。
・有料動画サイトの未納料金があるなどと偽ります。
・消費者の不安をあおり、その日のうちにお金を支払うよう求めてきます。
・支払いに素直に応じない消費者に対しては、一旦お金を支払えば、後で返金されるなどと偽ります。
④アマゾンをかたる事業者は、消費者に対し、Amazonギフト券(Amazonギフトカード)をコンビニで購入し、その番号を教えるよう指示してきます。
・ギフト券購入の際、5万円のギフト券●枚分をすべて別々の場所で購入してください。
・最近は詐欺が多いので、コンビニの店員が詐欺ではないかと聞いてくることがありますが、詐欺ではないと答えてください。
・ギフト券購入の際、店員に購入理由を聞かれる場合がありますが、黙って購入するようにしてください。
このように、言葉巧みに誘導してきます。身に覚えのない請求には応じず、不安なときは消費生活センターへご相談ください!