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TOMODACHIイニチアチブとは?
東日本大震災後の日本への復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す公益財団法人日米カウンシルと在日米国大使館が主導する民間パートナーシップです。
今年、このTOMODACHIイニシアチブと全米日米協会が共に主催する交流プログラムに、多くの日米協会のなかから南コロラド日米協会が選ばれ、富士吉田市とコロラドスプリングス市の学生16名にお互いの文化を学び、交流を深める機会が与えられました。
この事業は、2年間に渡る交流プログラムで、来年度は今年度ホームステイを受け入れたコロラドスプリングス市の学生8名を本市に招待する予定となっています。
高校生姉妹都市派遣事業報告
期間:平成28年8月18日(木)~8月25日(木)
8月18日(木)
富士吉田市を出発して、約11時間のフライトを経てデンバー空港へ到着。そこから姉妹都市コロラド・スプリングス市へ向かいました。途中、キャッスル・ロック・アウトレットにて休憩をし、夕方にはホストファミリーと対面しました。
8月19日(金)
午前中は、コロラドカレッジを案内していただきました。大学内には日本語を学んでいる人たちの寮があり、そこには立派な日本庭園も再現されていました。
その後、ダウンタウンに移動し、姉妹都市のシンボルである鳥居の前で記念撮影をし、パイオニアーズミュージアム、コロラド・スプリングス市役所への表敬訪問やオリンピックトレーニングセンターを見学しました。
8月20日(土)~8月22日(月)
この3日間は、ホストファミリーデーということで、各家庭で週末を過ごし、月曜日にはホストファミリーの子どもたちが通うそれぞれの学校へ訪問に行きました。
8月23日(火)
アメリカ空軍士官学校を見学後、登山列車で標高4,302mの山パイクスピークへ。天気もよく頂上からは絶景の眺めを満喫できました。そこから、ガーデンオブザコッズへ移動しました。そこは、自然の赤い岩が数多く並び、とても神秘的で不思議な世界を作り出していて、園内は多くの観光客でにぎわい、ハイキングやロッククライミングを楽しむ人たちが大勢いました。その日の夜は、ホストファミリーが集合し、さよならパーティーが開かれました。
8月24日(水)
いよいよお別れの日です。ホストファミリーに見送られコロラド・スプリングス空港へ向かいました。45分間のフライトでデンバー空港に到着し、デンバー空港から成田空港へ向けアメリカを後にしました。
8月25日(木)
約12時間のフライト、成田空港から富士吉田までの長い道のりを経て、夜には全員無事に富士吉田市に到着しました。
今回の私たちをこころよく受け入れていただいたホストファミリーのほとんどが、今まで日本についてあまり触れる機会がなかったとのことでした。そのホストファミリーたちに、日本の文化や習慣を伝えることができた派遣団たちは、本市の代表として大きな役割を果たしてきました。そして、コロラドの人たちに富士吉田市を紹介することで、派遣団自身が地元の良さを改めて実感できたことだと思います。
来年度の受け入れは、これらの貴重な体験を活かし今以上に両市の交流が深まることを願いながら、心からのおもてなしで迎えたいと思います。
派遣団員の報告は、下記のリンク先からご覧ください。(原文のまま掲載しています)