社会資本整備総合交付金について
社会資本整備総合交付金は、国土交通省所管の地方公共団体向け個別補助金を原則一本化し、地方の自由度を高めた交付金として平成22年度に創設されました。地方公共団体は社会資本総合整備計画を作成し、目標実現のための基幹的な社会資本整備事業のほか、関連する社会資本整備やソフト事業を総合的・一体的に行います。
また、平成24年度補正予算では、地域住民の命と暮らしを守る総合的な老朽化対策及び事前防災・減災対策の取組み及び地域における総合的な生活空間の安全確保の取組みに特化したハード事業・ソフト事業を集中的に支援する防災・安全交付金が創設されました。
現在、道路公園課で策定している社会資本総合整備計画は以下のとおりです。
計画の名称 3:通学児童やお年寄りなどの交通弱者が安心して歩ける「ひと」にやさしい道作り(防災・安全)
計画の期間 平成24年度 ~ 平成28年度 (5年間)
計画の目標 通学路の合同点検を受け、危険と位置づけられた箇所を中心に、歩道並びに交通安全施設を整備するとともに交通安全啓
発活動などのソフト事業を行い、児童が安心して通学できる環境づくりを目標とする。
主な事業 ・学校通り線外通学路簡易整備事業(市内一円)
計画の名称 4:計画的修繕により道路施設の長寿命化を推進する安心・安全を次世代に引き継ぐ道づくり(防災・安全)
計画の期間 平成24年度 ~ 平成28年度 (5年間)
計画の目標 今後、老朽化が予想される道路ストック(橋梁・舗装等)を計画的に修繕し、信頼性の高い道路ネットワークを確保す
る。また、従来の対処療法的な管理から予防保全的な管理を行うことで将来の維持管理コストの削減を図り、次世代へ道
路ネットワークを引き継ぐ。
主な事業 ・富士吉田市橋梁長寿命化修繕事業 ・大明見下の水線(背戸山トンネル)修繕事業
・昭和通り線(昭和橋)耐震補強事業 ・昭和大学通り線舗装修繕事業
・新町小明見線(小明見橋)耐震補強事業 ・点検計画に基づく橋梁点検(橋梁)
・富士吉田市道路ストック総点検事業
計画の名称 9:地域の特色を活かした観光・物流・交流の活性化に資する道づくり
計画の期間 平成24年度 ~ 平成28年度 (5年間)
計画の目標 インターチェンジへのアクセス並びに地域間を結ぶ道路の連絡強化を図り、利便性の高い居住空間の整備による人口流出
抑制、アクセス性が高く渋滞のない観光地までの道路整備による観光客数の増加や商工業施設の誘致を促進し、活力ある
まちづくりを進める。
主な事業 ・昭和通り線道路改良事業