検察審査員とは?
検察審査員は検察審査会の構成メンバーであり、一般の国民の中から、それぞれの地域ごとに11人が無作為に「くじ」で選ばれ、任期は6か月です。
あなたもいつか審査員に選ばれることがあるかもしれません。審査員に選ばれたときには、国民の代表としてこの仕事にご協力をお願いします。
検察審査員に選ばれたかどうかはどうやって知るのですか?
最終的に検察審査員又は補充員に選ばれた方には、それぞれの選定日から1か月程度のうちに検察審査会事務局からお知らせがあります。
検察審査員はどんな仕事をするの?
検察審査員は検察審査会のメンバーとなり、平均で月に1回~2回ほど会議に出席します。会議では、検察官が裁判にかけなかった事件について、その取扱いが正しかったかどうかを審査し、結論を出します。
補充員は、検察審査員に欠員ができたときなどに、これに代わって会議に出席する役目を持っております。
なお、会議に出席したときは、旅費と日当が支給されます。
検察審査員の選任
市町村の選挙管理委員会は、毎年9月2日登録日現在の選挙人名簿登録者数に基づき、管轄内の検察審査会事務局長から割り当てられた員数を選挙人名簿に登録されている人の中から「くじ」により検察審査員候補者の予定者として選定し、管轄内の検察審査会事務局へ候補者予定者名簿を提出します。その後、検察審査会事務局が各市町村から提出された候補者の中から、管轄内の検察審査会事務局で検察審査会候補者名簿を調製し、その中から毎年4回(3月、6月、9月、12月)行われる「くじ」により、最終的に11人の検察審査員と補充員が選ばれます。