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一般競争入札とは・・・
[1]入札に至るまでの流れ
(1) 入札実施手続きの決定
一般競争入札の対象となる案件は、設計金額がおおむね3,000万円以上の工事(委託・物品)です。対象案件の決定と、その入札に参加するために必要な資格等を決定するために、富士吉田市入札参加資格審査委員会を開きます。
(2) 公告
地方自治法施行令167条の6に基づき、入札参加資格審査委員会を通った案件の公告を行います。ホームページ以外に、市内4箇所にある掲示板に、公告及び入札説明書が貼りだされます。 入札に参加するために必要な資格や条件、申請の際に必要な書類等が、掲載してあります。
(3) 申請受付
申請書類は、すべてホームページからダウンロードできるようになっていますので、窓口での申請書配布は行っておりません。また申請をされる際には、申請書以外に必要な添付書類も提出していただくので、よく確認していただき、不備の無いようにお願いします。
(4) 入札参加資格の確認
申請の受付が終わると、ここでもう一度入札参加資格審査委員会を開きます。これは、申請者に入札参加資格があるかどうか、書類の審査をするために行うものです。 (ただし、事後審査型 一般競争入札で行われる場合には、入札後 落札候補者のみを審査します。)
(5) 入札参加資格確認結果通知書・設計図書等の配布
申請者には、入札参加資格確認結果通知書を書面にて通知し、入札参加資格の有無を知らせます。入札参加資格が無いと認めた者に対しては、通知書に理由を載せて知らせます。この場合申請者は、その理由の説明を求めることができます。 入札参加資格の有る者に対しては、設計図書の配布を行います。すべてホームページからダウンロードしていただく場合と、貸し出しをする場合があり、貸し出しの場合は入札日に必ず返却していただき、閲覧書も提出していただきます。
(6) 質問受付・回答
設計図書等に関する質問は、指定の様式を使い、FAX・電子メール・持参または郵送にて提出していただきます。また、質問に対する回答は、所定の日から入札日までホームページに掲載します。
(7) 入札執行
入札を行います。なお、入札当日に代表者が来れない場合には委任状、貸し出しにより設計図書を閲覧した場合には、設計図書の返却と閲覧書の提出が必要となります。
[2]一般競争入札の種類
一般競争入札には、次のような種類があります。
●総合評価落札方式 入札において、『価格』と『価格以外の項目』を総合的に評価して落札者を決定する方式です。 『価格以外の項目』とは・・・・ ・品質を高めるための新しい技術やノウハウ ・企業の過去の工事経験や成績評点 ・技術者の資格や経験 ・企業の地域に対する貢献度 等 このように、様々な項目があります。対象となる工事は、工事の品質を確保するため、企業の能力や社会性等と入札価格を総合的に評価することが妥当である考えられる工事です。 ●事後審査型 入札前に申請書類の審査は行わず、開札後に最低価格者のみ、審査を行うものです。 予定価格の範囲内で最低の価格を書いた者は『落札候補者』として決定されます。その後、富士吉田市一般競争入札参加資格審査委員会で落札候補者の書類審査を行い、その結果入札参加資格を有すると認められた場合は、落札者として決定し、契約を結びます。