戦後、服裏地等を主力とする産地として成長してきた郡内機業も基本的には家内工業的な
産業構造からなっており、一軒の織機の台数は2〜3台という小規模なものでした。染色場
を土間に作り、機巻きを座敷で行い、織機を置く工場も母屋の土間に接続して建てるなど、
生産の場は日常生活に密接したものとなっていました。
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家族の分業−半農半機の大明見A家の例
織物業の盛んなこの地方では、家族の中で男女の仕事に役割分担ができています。特に機仕事については、染色・織物取引きは男、その他の機仕事は女と、明らかな分業が見られます。